ヘルペス保持者の体は危険な病原菌やウイルスから守られている

youtube.com/watch?v=fmqy4rgSwGA

ヘルペスに感染すると、一生、ヘルペスウイルスを持ち続けなければならない厄介なウイルス。多くの人々がヘルペスに感染し体内にヘルペスウイルスを持っている。米国の若い層では2分の3がヘルペスを持っていると言われている。

ある研究で、その厄介なヘルペスウイルスが、体を危険な病原菌やウイルスから守ってくれている役割を果たしているという。ヘルペスウイルスは細胞内に入り込み、一種の冬眠状態をしており、体が弱った時に再び発病する。この状態が体の免疫システムを「いつでも戦闘開始」状態にしてくれているのだという。

ある実験で、ネズミ達にペスト菌と強力な食中毒菌に感染させたところ、ヘルペスを感染させたネズミ達には耐性があり、全く大丈夫だったという。

この体の防衛システムは、ヘルペスが冬眠状態から発症した際に得られるという。だからヘルペスに罹ったばっかりで症状が出た時には、その免疫防衛システムは、まだ作られていないという。

研究者達が、冬眠していたヘルペスが活発化し発症した人々の免疫細胞を観察したところ、変化は訓練された免疫システムと同様で、彼らのナチュラルキラー細胞は、強力なマクロファージ活性化作用を持つインターフェロン・ガンマを多く作り出していたという。この免疫システムの「いつでも戦闘開始状態」の厳戒態勢は、ヘルペスが再び発症してから数年間続くという。

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