
pharm.or.jp/flowers/post_25.html
オナモミという植物の果実で、日干しにすると蒼耳子(ソウジシ)という生薬になります。ソウジシは解熱、発汗、鎮痙薬として風邪を引いたときの頭痛や鼻炎、蓄膿症、リウマチに対する効能があります。
果実を9~10月に採取し乾燥させソウジシとなります。ソウジシは黄緑色で刺がやや柔らかく、形が大形で粒が揃い、内部の充実している物が良品とされています。種子には配糖体のキサントストルマリンが含まれています。効能は先に紹介した以外にソウジシから絞った油を疥癬などの皮膚瘙痒に用います。中国ではオナモミの実から絞り出した油を食用として用いており、この油はリノール酸が多く含まれているのでベニバナ油に似ています。
名医別録には味と薬効について「苦辛、微寒、有小毒」と記されています。現代においてオナモミの有毒成分はカルボキシアトラクティロシドと同定されており、細胞内での酸化的リン酸化とミトコンドリア膜におけるATPの転移を阻害することが報告されています。この中毒の特徴の一つである低血糖は、この酸化的リン酸化の脱共役と関連しているものと考えられています。
city.shimabara.lg.jp/kenkohanto/yakuso_dic.pdf

pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003588.php

オナモミ は糖尿にも効きます。
rxlist.com/siberian_cocklebur/supplements.htm
Siberian cocklebur contains many different chemicals. Atractyloside and carboxyatractyloside, which are found in the seed, can be poisonous. In addition to the potential toxic effects of Siberian cocklebur, it might also have anti-arthritis, antibacterial, cancer-protecting, antidiabetes, anti-inflammatory, liver-protecting, and immune system-boosting effects.

webmd.com/vitamins/ai/ingredientmono-1518/siberian-cocklebur
オナモミ は糖尿病の薬と併用すると危険です。血糖値が下がり過ぎる。

アマゾンでオナモミの実から取ったティンクチャーも売ってます。なんと55ドルもするそうです。

種を売っているサイトもありました。
