
身近に桑の木がある場合には自分で桑の葉茶作れます。取ってきた葉を乾燥させるだけ。トレイに広げて4〜5日経つと乾燥してきます。カラカラに成ったら出来上がり。トレイの上に葉を重ねずに広げるのがコツ。
cookpad.com/diary/2526354
桑の葉には、DNJ(TM)という成分が豊富に含まれ、この成分には、小腸から糖分が吸収されるのを抑える働きがあり、それがダイエット効果につながる。
体内でどういう働きをするかの説明
まず、私たちが食事から摂取した炭水化物は、ブドウ糖に分解されます。このブドウ糖が小腸で吸収されると、血液内の糖分(血糖値)が増えて、インシュリンを分泌。インシュリンは体内の細胞にエネルギーを分配します。
このとき、細胞にエネルギーが行き渡っても糖分が残っていた場合、インシュリンによって脂肪細胞に送り込まれます。この働きによって、食べ過ぎると体内に脂肪が蓄積されることになるのです。
DNJ(TM)は、食事と一緒に摂ることによって、二糖類の分解を抑えて糖の吸収を抑制。それにより、血糖値やコレステロール値、中性脂肪値の上昇も抑えられ、結果として体脂肪が増えるのを防ぐことになります。DNJ(TM)を豊富に含む桑の葉がダイエットに有効といわれるのは、この働きがあるからなのです。
血糖値の上昇を抑えることで、糖尿病など成人病の予防効果も期待できます。
低インシュリンダイエットの効果も。
近年、新しいダイエット手法の一つとして、「低インシュリンダイエット」と呼ばれる方法が注目されています。これは、上で説明したインシュリンの分泌を抑える食事を摂ることで、体脂肪の増加を防ぐというもの。
桑の葉茶や桑の葉原料の青汁・タブレットに含まれるDNJ(TM)には、インシュリンの分泌を抑えられるので、結果的に低インシュリンダイエットの効果も期待できるのです。
その他、DNJ(TM)には、代謝の促進や腸内環境の改善、コレステロールの吸収を抑える効果も。成人病や生活習慣病の予防・改善効果も期待できます。
飲み方としては、食事と一緒が理想的。食事の直前に飲んであらかじめ胃腸にDNJ(TM)を入れても糖の吸収を防げます。
また桑の葉を原料とした青汁は、栄養価も非常に高いのが特徴です。栄養価の高い野菜として有名なケールと比較しても、ビタミンAは約6倍、ビタミンB1は約2.9倍、ビタミンB2は約4.4倍、ビタミンEは13.7倍も含まれています。